宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/31 --- ---
8/30 --- ---
8/29 --- ---

黒点  8/31 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:25 377 +0.4
-2 h 387 +0.9
-4 h 391 -1.6
-6 h 376 -0.1
-8 h 382 -1.1
-10 h 378 +1.0
-12 h 378 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -30 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -29 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^4
8/31 0.4 6x10^4
8/30 0.5 6x10^4
8/29 0.5 1x10^5
8/28 0.4 6x10^4
8/27 0.5 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 8/26 13:20 太陽風の乱れが到来し、磁場が南向きに強まって磁気圏の活動を強めています。
2018/ 8/27 12:31 太陽風磁場強度の強まりは終わりましたが、速度が上昇して高速太陽風になっています。
2018/ 8/28 13:11 太陽風の速度は630km/秒に高まりました。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2018/ 8/29 14:11 高速太陽風は続いていますが、磁気圏の活動は下がっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2018/ 8/30 12:11 高速太陽風は終わりに向かっています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2018/ 8/31 11:30 更新
太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨夜、30日19時(世界時30日10時)頃に400km/秒に下がり、
高速風は終わりました。
以降は、380km/秒付近で現在まで推移しています。
太陽風の磁場強度は、2nTから4nTにやや上がって、
平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。
速度も下がってきて、磁気圏は穏やかな状態が続いています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の東端(左端)から小さいコロナホールが見え始めています。
この他はのっぺりとして、
太陽風はしばらく穏やかに推移しそうです。


太陽は無黒点です。
X線グラフも変化なく、穏やかな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
1万を超えて高まった状態が続いています。
太陽風が穏やかになったので、減少はゆっくり進むでしょう。



高専スペースキャンプは2日目です。
キャンプの教材のCubeSat製作や、
同時開催の缶サット甲子園の出場機体の製作などを行っています。
午後からは、CubeSatの電源系のコンテストや、
モデルロケットの打ち上げを行います。
外は暑いですが、天気は良く、無事に実験を進められそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。