宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 9/ 1 08:28 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、速度は380〜400km/秒、磁場強度は4〜6nTと、 小さい変化は見られますが、平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南北に小さく変化する程度で、 AE指数には、500nTの変化も見られますが、 全体としては磁気圏は穏やかに推移しています。 SDO衛星AIA193では、太陽の中心部にはコロナホールはなく、 穏やかな太陽風はしばらく続きそうです。 昨日、太陽の東端に見えていたコロナホールは、 右に少し進んで、全体が見やすくなっています。 広がりとしては小ぶりですが、赤道に近い位置にあるので、 一週間後くらいに、地球へ影響を及ぼす可能性があります。 太陽は無黒点です。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、ゆっくりと減少しています。 もうしばらく1万を超えた状態が続きそうです。 高専スペースキャンプは、3日目です。 今日は天候が一転して、雨が降り始めています。 雨は午前中が中心との予報なので、 午後になれば少し落ち着いて、 CubeSatの実験はできるかもしれません。 せっかくの日に、厳しい状況です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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