宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 8/23 12:38 更新 太陽風の速度は下がり、平均的な速さに戻りました。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜遅くに500km/秒台を割り、 更に低下して、現在は420km/秒と平均的な速さに戻っています。 太陽風速度の高まりは、前周期と同様に、 3日程度で終わりを迎えた様です。 太陽風の磁場強度は、4nT前後で推移しています。 掲載のグラフの中では、やや下がっていく傾向が見られます。 AE指数は、200〜300nTの小さい変化が続いているくらいで、 磁気圏も概ね静穏となっています。 SDO衛星AIA193では、 北半球の高緯度域にコロナホールが見えています。 前周期よりやや広がっていて、 今後の太陽風に弱い影響が見られるかもしれません。 太陽は、2719群の場所に小さい黒点が見えています。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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