宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/20 --- ---
8/19 --- ---
8/18 --- ---

黒点  8/20 (NOAA)
磁場 フレア
2719 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 547 +3.9
-2 h 492 -2.5
-4 h 504 -2.8
-6 h 483 -1.5
-8 h 463 +4.4
-10 h 428 +2.2
-12 h 412 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 14 -/ -
-8 h 11 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
8/20 0.4 2x10^4
8/19 0.4 7x10^3
8/18 0.4 2x10^3
8/17 0.5 4x10^2
8/16 0.6 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 8/15 09:51 新しい黒点は2718群となりました。太陽風は低速ですが、これから高まる可能性があります。
2018/ 8/16 12:13 500km/秒の高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2018/ 8/17 12:47 太陽風速度の高まりは続き、磁気圏も活動的です。
2018/ 8/18 13:02 太陽風の速度は550km/秒に高まり、高速風は続いています。
2018/ 8/19 14:04 太陽風の速度は下がり始めています。次のコロナホールの影響も近付いています。
最新のニュース

2018/ 8/20 12:39 更新
次の高速太陽風が到来し、550km/秒に速度が高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨夜にかけて400km/秒近くまで下がりましたが、
その後再び上昇を始め、今朝の段階で500km/秒に達し、
現在は550km/秒に上がりかけています。
次のコロナホールの影響が始まった様です。

太陽風の磁場強度も同じ様に強まっていて、
今日に入ってから、10〜13nTで推移しています。
この様子から考えると、
太陽風の速度は更に高まるかもしれません。

磁場の南北成分は、北向きには強まる変化をしていますが、
南向きにはあまり強まっていません。
このため、磁気圏の活動は活発になっていますが、
変化としては、AE指数で500〜800nTと
中規模の変化に留まっています。

今後、磁場が南向きに大きく変化すると、
AE指数のグラフも大きく変化するようになるでしょう。

この中で、AE指数の20日のグラフの最初の高まりにあたる、
世界時20日0時半頃のオーロラの様子を
昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。
オーロラの光が全天を飾っています。

SDO衛星AIA193では、
南半球の中緯度域にかけてコロナホールが広がっています。
この領域の影響も地球にやって来ると考えると、
今後、5日程度は高速の太陽風が続くかもしれません。


太陽では、2718黒点群は見えなくなり、
新しく現れた黒点に2719群と番号が付いています。

消えてしまった2718群の領域で、
20日15時(世界時20日6時)に小さいフレアが発生しています。
SDO衛星AIA193による動画を掲載します。

この爆発に伴って、CME(太陽ガスの放出現象)が発生した様で、
太陽を横から見ているSTEREO Ahead衛星のCOR2カメラで、
コロナのガスが飛び出す様子が撮影されています。
ガスは、地球のある右方向に向かっていて、
3日後くらいに地球に変化をもたらす可能性があります。



南極・昭和基地の全天カメラで、世界時20日0時半に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2718黒点群の場所で発生した小さいフレアの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Ahead衛星COR2カメラによるCME。地球のある右方向へガスが飛び出している。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。