宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 8/22 12:46 更新 高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に600km/秒に下がり、 以降、ゆっくりと低下が続いて、 現在は520km/秒と、高速の状態は続いていますが、 勢いはだいぶ下がっています。 27日周期の図を見ると、 前周期に速度が高まっていたのは、 7月24〜25日の2日程度で、 以降は、平均的な速度へゆっくりと下がっています。 今回も同様にこのまま下がっていくのでしょうか。 引き続き注目してください。 太陽風の磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態が続いています。 南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏の活動も弱くなっていて、 AE指数は、小さい変化が続く程度になっています。 太陽の2719黒点群は、かなり淡くなり、 掲載の可視光写真ではほとんど見つけられなくなっています。 太陽は無黒点に戻りそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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