宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 8/ 3 13:46 更新 太陽は無黒点に戻っています。太陽風は穏やかです。 担当 篠原 10日ぶりに現れていた2717黒点群は、 今日の昼前くらいに見えなくなり、 現在の太陽は無黒点に戻っています。 X線グラフも特に変化はありません。 SDO衛星AIA193を見ると、東端(左端)が明るくなっていて、 活動的な領域が近づいている様です。 今のところ特に目立つ変化は見られませんが、 どの様な領域が現れるでしょうか。 太陽風の速度は、380〜400km/秒と、 平均的か、やや低速くらいで推移しています。 磁場強度も3nTへ下がっていて、 太陽風は落ち着いてしまったのかもしれません。 磁場の南北成分は、北寄りが続いています。 磁気圏も穏やかな状態が続いている様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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