宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/31 12:51 更新 太陽風磁場がやや強まりました。低速風は続いています。 担当 篠原 昨夜遅くから今朝にかけて、 太陽風の磁場強度が、10nT近くに強まる変化が発生しています。 現在は、5nTに戻っています。 一方、太陽風の速度は、 300km/秒から330km/秒に少し高まる変化が見られた程度で、 低速の状態が続いています。 太陽風磁場の南北成分は、 強度が高まったことで、南北にもやや大きく振れて、 -5nT程度の南向きの変化も発生しています。 速度が下がっているため、大きな変化にはなっていませんが、 AE指数のグラフでは、31日5時半(世界時30日20時半)頃に、 変化の高まりが見えています。 南極の昭和基地でも、オーロラの高まりが見えていました。 全天カメラによる動画を掲載します。 27日周期の図を見ると、 前周期も7月3日に磁場強度の高まりが始まっています。 この時は、2日ほど経った頃に速度の高まりが始まったのですが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、東端の活動的な領域は、 掲載の可視光写真では白斑が見えるだけです。 X線グラフも変化はなく、穏やかな状態が続いています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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