宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/26 12:27 更新 高速太陽風は続いていますが、速度は少し下がっています。 担当 篠原 高速の太陽風は、その後、600km/秒に達する変化をしながら、 今朝までは550km/秒で推移して、 その後、一段下がり、現在は500km/秒近くになっています。 高速の状態は続いていますが、勢いは下がってきたところです。 太陽風の磁場強度も、4nTから3nTへ少し下がり、 やや弱くなっています。 磁場の南北成分は、北寄りに傾向が変わっている様です。 AE指数は分かりにくい状態が続いていますが、 変化は少なくなっている様です。 SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは、 次第に南極へ向かって緯度を上げています。 このため、地球への影響は次第に弱まりそうです。 高速の風はどこまで続くでしょうか。 太陽では、掲載の可視光写真では分かりませんが、 SDO衛星の拡大写真を見ると、 西の端近くに非常に小さい黒点ができている様です。 分かるほどの大きさになるか、このまま消えてしまうのか、 今後、どう推移するでしょうか。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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