宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/24 11:56 更新 太陽風は平均的な速度に下がっています。コロナホールの影響が始まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日から今日にかけてゆっくりと下がり、 400km/秒と平均的な状態に戻っています。 一方、磁場強度は、今朝までは3nTに下がった状態でしたが、 その後、6nTに上がる変化が到来しています。 一時的な変化なのか、コロナホールの影響の始まりなのか、 引き続き注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 今朝までは弱い値で推移していましたが、 磁場の強まりとともに南向きに振れる様になり、 -6nTとある程度の南向きの変化になっています。 この影響で、磁気圏の活動もある程度高まっていると思われます。 AE指数のグラフはわかりにくい状態が続いていますが、 グラフの最後に値が変化する様子も見えています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは西半球を半分ほど進み、 影響が始まっても良い頃です。 この後、太陽風の速度に変化が見られるでしょうか。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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