宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/23 12:20 更新 太陽風はやや高速の状態が続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、一時的に500km/秒を超えたりしつつ、 480km/秒とやや高速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTから3nTへ下がり、やや弱くなっています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は南寄りにやや強く変化していますが、 その後は、振れ幅は小さくなりながら、南北に変化しています。 AE指数は、グラフの太い状態が続き、変化は分かりません。 太陽風の様子から、 グラフの後半は穏やかになっていると思われます。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球のコロナホールが西に進み、 影響の始まる目安の位置に近づいています。 現在の太陽風は、速度がやや高まっていますが、 このまま高まりが続くことになるのかもしれません。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 WDC/SILSOの太陽黒点相対数の7月の速報値は、 7月13日と21日に黒点の記録があるだけで、 その他の20日間は無黒点になっています。 このまま推移すると、7月の平均値は、 一気に小数点以下の値になりそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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