宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/25 12:25 更新 高速太陽風が到来し、550km/秒に高まっています。 担当 篠原 昨日の昼、24日13時(世界時24日4時)頃から、 太陽風の速度は上昇を始め、 24日16時(世界時24日7時)には、 550km/秒の高速風になりました。 その後、およそ1日にわたって、この状態が続いています。 太陽風の磁場強度は、 速度が高まる頃に10nTまで強まりましたが、 その後は次第に下がり、 今日に入る頃からは、4nT付近で安定しています。 磁場の南北成分は、グラフの後半は南寄りになっています。 磁気圏の活動は高まっている様で、 AE指数のグラフは、太い状態が続いていますが、 その幅を超えて変化が見えています。 SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは、 緯度を上げながらですが、 太陽の中心線付近まで広がっています。 この後、更に4〜5日程度、太陽風の高まりは続くかもしれません。 太陽は、今日も無黒点です。 7月も残り1週間になり、月平均値がどこまで下がるのか、 今後の推移に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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