宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:25)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/25 --- ---
7/24 --- ---
7/23 --- ---

黒点  7/25 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 588 -3.1
-2 h 563 -2.6
-4 h 566 -1.3
-6 h 574 -0.9
-8 h 577 -3.3
-10 h 569 -0.4
-12 h 583 -3.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
7/25 0.6 4x10^2
7/24 0.7 3x10^2
7/23 0.4 2x10^2
7/22 0.6 7x10^1
7/21 0.6 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 7/20 12:42 太陽風は平均的な状態に戻っています。
2018/ 7/21 14:07 太陽風は500km/秒に高まっています。小さい黒点が発生しています。
2018/ 7/22 13:43 黒点は見えなくなっています。太陽風はやや高速です。
2018/ 7/23 12:20 太陽風はやや高速の状態が続いています。太陽は無黒点です。
2018/ 7/24 11:56 太陽風は平均的な速度に下がっています。コロナホールの影響が始まるかもしれません。
最新のニュース

2018/ 7/25 12:25 更新
高速太陽風が到来し、550km/秒に高まっています。

担当 篠原

昨日の昼、24日13時(世界時24日4時)頃から、
太陽風の速度は上昇を始め、
24日16時(世界時24日7時)には、
550km/秒の高速風になりました。
その後、およそ1日にわたって、この状態が続いています。

太陽風の磁場強度は、
速度が高まる頃に10nTまで強まりましたが、
その後は次第に下がり、
今日に入る頃からは、4nT付近で安定しています。

磁場の南北成分は、グラフの後半は南寄りになっています。
磁気圏の活動は高まっている様で、
AE指数のグラフは、太い状態が続いていますが、
その幅を超えて変化が見えています。

SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは、
緯度を上げながらですが、
太陽の中心線付近まで広がっています。
この後、更に4〜5日程度、太陽風の高まりは続くかもしれません。


太陽は、今日も無黒点です。
7月も残り1週間になり、月平均値がどこまで下がるのか、
今後の推移に注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。