宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/20 12:42 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後からゆっくりと上昇する様になり、 今朝くらいに400km/秒と平均の速度に戻りました。 磁場強度も、2nTから5nTへ高まって、平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、南北に変化しています。 磁気圏では、磁場が南向きになった時に、 小規模の活動が発生していると思われますが、 AE指数のグラフは全体がかなり太くなっていて、 はっきりとは分かりません。 SDO衛星AIA193では、 東半球(左側)のコロナホールの広がりが見やすくなってきました。 1枚目の図で、27日前、54日前の様子と比較しています。 これを見ると、前周期と同じ様な広がりになっています。 27日周期の図では、 前周期は、6月26日から太陽風速度の高まりが発生しています。 この変化を参考にすると、今回は、7月23〜24日頃に 太陽風速度の高まりが始まる可能性があります。 太陽は、無黒点で穏やかです。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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