宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/19 12:26 更新 太陽風の速度は下がり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝までは400km/秒台を保っていましたが、 その後、一段下がって、350km/秒と低速の風になっています。 磁場強度も、5nTから2nTへゆっくりと下がっています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は弱い北寄りが続き、 後半は0nT付近を小さく変化しています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化は見られません。 SDO衛星AIA193では、 西側(右側)に進んだ淡いコロナホールの領域が、 地球へ影響を及ぼし始める目安の位置に見えています。 この後、太陽風の変化をもたらすでしょうか。 一方、東端(左端)の南半球側のコロナホールは、 良く見える様になってきました。 前周期と同じ様な広がりになっている様です。 太陽は、無黒点で静かな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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