宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/18 12:17 更新 太陽風の速度が少し上がっています。無黒点が続いています。 担当 篠原 昨日のニュースの頃から、 太陽風磁場の南北成分は、-5〜 -10nTの南向きになり、 3時間程、この状態が続きました。 太陽風の速度は350〜370km/秒と低速でしたが、 磁気圏の活動は高まって、 AE指数では900nTの中規模の変化が発生しています。 その後、太陽風の磁場強度は5nTと平均的な値に下がり、 南北成分は0nT付近で小さく推移しています。 一方、速度は450km/秒にやや高まっています。 SDO衛星AIA193では、 東端(左端)から次のコロナホールが見え始めています。 この領域は、27日周期の図の前周期、 6月26日に始まる高速太陽風をもたらしています。 今回は、7月23〜24日頃に回帰が見られるかもしれません。 太陽は、今日も無黒点です。 X線グラフも変化は見られません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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