宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/ 7 15:17 更新 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。C1.6の小規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、速度が高まって高速風に変わっています。 昨日のニュースの降、夜までは440km/秒付近を推移していましたが、 今日に入る頃からゆっくりと上昇して、 現在は510km/秒に達しています。 磁場強度も、初めは5nTと平均的な状態でしたが、 夜にかけて8nT程度に少し高まり、 その後、5nTに戻る変化をしています。 27日前は穏やかな太陽風が続いていたのですが、 27日周期の図を見ると、だいぶ様子が変わっています。 太陽風磁場の南北成分は、概ね北寄りです。 磁気圏の活動は落ち着いて、 AE指数は時々小規模の変化が起きている程度です。 今回の太陽風の高まりはどのくらい続くでしょうか。 太陽では、今朝、7日5時(世界時6日20時)に、 東端(左端)の向こう側の活動的な領域でフレアが発生した様で、 C1.6の小規模フレアに相当するX線の変化が観測されています。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 この後、どのような領域が現れるでしょうか。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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