宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/ 4 12:31 更新 太陽風磁場の弱い変化が到来していますが、太陽風は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の磁場強度が、 3nTから6nTへ少し強まる変化が発生しています。 速度も、300km/秒から330km/秒へ少し高まっています。 27日周期の図を見ると、前周期の6月6〜7日にも、 似た様な磁場の高まりが到来しています。 更に前の周期の5月11日にも、磁場の弱い変化が起きています。 3回繰り返しているので、太陽風の分布として、 この高まりが作られているのかもしれません。 27日後(7月30日)に再び見られるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場の強まり始めの頃に、 一時的に南向きに振れる変化が発生していますが、 その他は北寄りです。 磁気圏の活動も、南向き磁場の影響で、 AE指数が500nTに強まる変化が1度起きていますが、 その他は穏やかです。 磁場の弱い高まりは、1日程度で終わりそうです。 その後は、穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は無黒点で、特に変化は見られません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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