宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:52)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 5 --- ---
7/ 4 --- ---
7/ 3 --- ---

黒点  7/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 315 +1.6
-2 h 331 +0.9
-4 h 316 -1.5
-6 h 320 +2.0
-8 h 324 +2.9
-10 h 336 -0.8
-12 h 329 +1.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -1 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h 9 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
7/ 5 0.7 2x10^3
7/ 4 0.6 4x10^3
7/ 3 0.6 4x10^3
7/ 2 0.6 5x10^3
7/ 1 0.5 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 6/30 08:25 太陽風の速度は下がり始めています。
2018/ 7/ 1 13:00 太陽風は平均的な速さに戻りつつあります。磁気圏も穏やかです
2018/ 7/ 2 13:19 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。6月の黒点数は 15.9 でした。
2018/ 7/ 3 11:39 太陽風の速度は300km/秒近くまで下がっています。
2018/ 7/ 4 12:31 太陽風磁場の弱い変化が到来していますが、太陽風は穏やかです。
最新のニュース

2018/ 7/ 5 12:52 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽でフィラメント噴出が発生しました。

担当 篠原

太陽風の磁場強度は、今日にかけて5〜6nTで推移しています。
値としては平均的な状態ですが、
昨日の強まりがそのまま続いています。

太陽風の速度は、320〜330km/秒と低速で安定しています。
全体としては、太陽風は穏やかに推移しています。

速度が下がっていることもあり、磁気圏の活動は穏やかで、
AE指数は、時々小さい変化が見られる程度の
静かなグラフになっています。

SDO衛星AIA193の太陽の中心部に、
小さいコロナホールが見えています。
前周期も同じ様な広がりが見えていましたが、
太陽風への影響はありませんでした。
今回はどうでしょうか。


太陽は、無黒点が続いています。

SDO衛星の撮影によると、
今朝、5日8時半(世界時4日23時半)に、
太陽の西側(右側)で小さいフレアが発生し、
それに続く様に、
太陽の中央部からフィラメント噴出が発生しています。

SDO衛星AIA193とAIA304の動画を掲載します。
最初の小さい爆発は、AIA193で見つけやすく、
フィラメント噴出は、AIA304で良く見えています。

地球の方向へもCME(太陽ガスの放出現象)が
飛び出している可能性があります。
明日には、SOHO衛星やSTEREO Ahead衛星の写真で
確認できるでしょう。



太陽の中央部でフィラメント噴出が発生しました。SDO衛星AIA193、AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。