宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2018/ 7/ 5 12:52 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽でフィラメント噴出が発生しました。 担当 篠原 太陽風の磁場強度は、今日にかけて5〜6nTで推移しています。 値としては平均的な状態ですが、 昨日の強まりがそのまま続いています。 太陽風の速度は、320〜330km/秒と低速で安定しています。 全体としては、太陽風は穏やかに推移しています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏の活動は穏やかで、 AE指数は、時々小さい変化が見られる程度の 静かなグラフになっています。 SDO衛星AIA193の太陽の中心部に、 小さいコロナホールが見えています。 前周期も同じ様な広がりが見えていましたが、 太陽風への影響はありませんでした。 今回はどうでしょうか。 太陽は、無黒点が続いています。 SDO衛星の撮影によると、 今朝、5日8時半(世界時4日23時半)に、 太陽の西側(右側)で小さいフレアが発生し、 それに続く様に、 太陽の中央部からフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA193とAIA304の動画を掲載します。 最初の小さい爆発は、AIA193で見つけやすく、 フィラメント噴出は、AIA304で良く見えています。 地球の方向へもCME(太陽ガスの放出現象)が 飛び出している可能性があります。 明日には、SOHO衛星やSTEREO Ahead衛星の写真で 確認できるでしょう。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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