宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/ 3 11:39 更新 太陽風の速度は300km/秒近くまで下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降も低下を続け、 310km/秒まで下がっています。 完全に低速の風になっています。 磁場強度は、2nTから3〜4nTに少し上がっていますが、 値としては、やや弱い状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さくなっています。 速度が遅くなっていることもあって磁気圏は穏やかで、 AE指数のグラフは、ほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 北極域を除くと、全体がぼんやりと光っていて、 コロナホールは見られません。 27日周期の図の前周期と同様に、 低速の穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。 太陽は今日も無黒点です。 X線グラフも変化はなく、太陽はとても穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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