宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 7/ 1 13:00 更新 太陽風は平均的な速さに戻りつつあります。磁気圏も穏やかです 担当 篠原 太陽風は、420km/秒と平均的な速さまで下がったところで安定し、 今朝早く一時的に480km/秒まで上がる変化も起きましたが、 すぐに下がって、現在は再び420km/秒へ戻っています。 まだ、完全に落ち着いてはいませんが、 高速太陽風は終わろうとしています。 太陽風の磁場強度は、5nTから3nTヘ下がり、 やや弱くなっています。 南北成分は、グラフの前半は小さく南北に変化していますが、 後半は0nT付近に留まっています。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、小さい高まりが数回起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部から東側(左型)にかけては、 全体がぼんやりと見えていて、コロナホールは見られません。 現在の太陽風が落ち着いた後は、 穏やかな状態がしばらく続きそうです。 太陽は、黒点は見られず、 X線グラフも変化のない状態です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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