宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/23 --- ---
6/22 --- ---
6/21 10:09 C2.1

黒点  6/23 (NOAA)
磁場 フレア
2713 6 β ---
2715 15 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 372 +0.9
-2 h 344 -5.7
-4 h 325 -4.2
-6 h 333 -3.6
-8 h 339 -1.6
-10 h 333 -1.1
-12 h 343 -1.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
6/23 0.6 3x10^2
6/22 0.5 2x10^2
6/21 0.7 2x10^2
6/20 0.7 2x10^2
6/19 0.5 8x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 6/18 12:58 太陽風磁場が大きく強まり、磁気圏の活動を高めています。
2018/ 6/19 12:31 太陽風は500km/秒の高速風になっています。
2018/ 6/20 12:31 太陽の東側に新しい黒点が発生しています。
2018/ 6/21 12:47 太陽でC2の小規模フレアが発生しました。
2018/ 6/22 13:53 太陽風はやや低速になり、磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2018/ 6/23 13:20 更新
太陽風の磁場強度が高まり、磁気圏の活動もやや強まっています。

担当 篠原

太陽風は、380km/秒と低速の風が続いていますが、
昨夜くらいから磁場強度が強まり始め、
昨日の3nTとやや弱い状態から、現在は10nTに強まっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の
北西側(右上)に見えるコロナホールの影響が
やって来ている可能性があります。
27日周期の図を見ると、
前の周期には、ここまでの変化は到来していません。
今後、速度も高まっていく可能性があります。
引き続き注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場強度の高まりとともに南向きに大きく変化する様になり、
-5nTくらいの南向きも発生しています。
この影響で磁気圏の活動も高まり、
AE指数は500nTに達する中規模の変化が発生しています。

グラフの最後で、磁場の南北成分は0nT近くに変わっていますが、
今後どうなるでしょうか。

また、SDO衛星AIA193の東側(左側)の低緯度域には、
次のコロナホールが見えています。
来週の後半に影響が到来しそうです。


太陽は、2713、2715の2つの黒点群が見えていますが、
特に活動はなく、穏やかです。






SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。