宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 6/21 12:47 更新 太陽でC2の小規模フレアが発生しました。 担当 篠原 一昨日に新しく発生した2715黒点群で、 21日10時(世界時21日1時)にC2の小規模フレアが発生しました。 Cクラスのフレアの発生は、6月6日のC1.0以来で、 2週間ぶりでです。 2715群はこの前にもB6などの小さいフレアを起こしていて、 活動度が少し高まっている様です。 SDO衛星AIA131、193によるフレアの動画を掲載します。 太陽全体が穏やかになっているためか、 小さいフレアにしてはなかなかの見応えに感じます。 今後の活動に注目して下さい。 太陽風は、速度の低下が続き、 現在は400km/秒と平均的な速度に戻っています。 磁場強度も3nTとやや弱くなっていて、 太陽風は高まりを通り過ぎて、穏やかになっています。 太陽風磁場の南北成分は、南北に小さく変化する程度です。 速度の低下もあり、磁気圏は穏やかになっています。 SDO衛星AIA193では、太陽の東端(左端)の赤道付近から コロナホールが姿を現しています。 この領域は、27日周期の図の前周期のグラフの 5月31日に始まる太陽風の高まりをもたらしました。 この領域の影響がやって来るのは一週間ほど先ですが、 コロナホールの広がりがどうなっているか、 これから見えてくる様子に注目してください。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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