宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 6/20 12:31 更新 太陽の東側に新しい黒点が発生しています。 担当 篠原 昨日夕方から、太陽の東側の赤道近くに新しい黒点が発生し、 現在は一番大きく目立っています。 2715黒点群と番号が付けられています。 X線グラフは、全体のレベルがB1近くに高まっています。 SDO衛星AIAカメラの動画でも、 小さい変動を頻繁に起こしています。 今後、更に大きな活動を起こすかどうか、注目してください。 太陽風は、今朝早くまでは 500km/秒近い高速状態を保っていましたが、 その後低下が始まり、現在は450km/秒とやや高速の風になっています。 磁場強度も、4nTとやや弱い状態に変わりかけています。 コロナホールの影響を通り過ぎて、 穏やかな太陽風に戻りつつある様です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北半球の中央部のやや緯度が高い領域に、コロナホールが見えています。 この領域は27日前の5月24日にも見えていたのですが、 その後の太陽風に目立った影響は起きませんでした。 今回も同様でしょうか。 4日後くらいの太陽風に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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