宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 6/19 12:31 更新 太陽風は500km/秒の高速風になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に500km/秒に高まり、 高速風になりました。 現在もこの速度を保っています。 反対に、磁場強度はゆっくりと下がり、 今朝早くに5nTと平均的な値に戻っています。 コロナホールの影響は、中盤に入っている様です。 太陽風磁場の南北成分は、 南に振れたり、北に振れたりしていますが、 強度が下がってきて、振れ幅も小さくなり、 磁気圏への影響は弱くなっています。 AE指数のグラフは、 前半は500nTを超える中規模の活動が続いていますが、 後半は変化が小さくなっています。 この中で、世界時19日0時過ぎに、 南極の昭和基地の全天カメラで撮影されたオーロラの変化を 動画で紹介します。 夏至直前で、昭和基地は極夜が最も深まっている頃です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 西側(右側)のコロナホールは端に近付いて、 掲載の写真では分からなくなっています。 太陽風の高まりは、次第に弱くなっていくでしょう。 太陽は、新しい黒点に2714群と番号が付けられています。 昨日よりも大きくなっています。 X線グラフには、目立った変化はありません。 南極・昭和基地の全天カメラで、世界時19日0時過ぎに撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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