宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 6/17 12:43 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒と低速の風が続いています。 今日は、DSCOVR衛星のデータが乱れているので、 ACE衛星の図も掲載します。 磁場強度も、3nTとやや弱い値で安定しています。 南北成分は、グラフの前半は北寄りで、 後半は南寄りになっていますが、 振れ幅は小さく、速度も下がっているため、 磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールは西半球を半分ほど進み、 地球に影響が及び始める目安の位置に近付いています。 27日周期の図を参考にすると、 明日くらいから太陽風に変化が始まるかもしれません。 太陽の2713黒点群は、微かに見える程度です。 X線グラフも特に変化はなく、 太陽は穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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