宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 6/16 07:47 更新 300km/秒の低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、300〜320km/秒の低速の風が続いています。 磁場強度は、2nTから5nTに高まって、 再び1nTに下がる変化をしています。 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、 セクター境界が近付いているのかもしれません。 27日周期の図を見ると、 前周期はもう少し先の、5月22日に切り替わりが発生しています。 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 AE指数のグラフは、小さい高まりが1度起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが太陽の西側に進んでいます。 見えている場所の緯度が高めであることと、 横方向の幅が狭いことから、 前周期と同様に、やって来る太陽風の高まりは限定的でしょう。 太陽では、2713黒点群が淡くなり、 掲載の可視光写真では、かろうじて見える程度になっています。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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