宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2018/ 6/14 12:31 更新 太陽風は低速ですが、磁場の変化で磁気圏の弱い活動が発生しています。 担当 篠原 DSCOVR衛星の太陽風速度のグラフの 前半のデータに乱れがあるので、 ACE衛星のグラフも参考に掲載します。 太陽風の速度は、300km/秒の低速の状態で安定しています。 磁場強度は、グラフの後半から6nTに少し強まっています。 磁場の南北成分の変化も、 この頃から振れ幅が少し大きくなり、 -5nT程度の南向きの変化も発生しています。 このため、磁気圏の活動が少し高まって、 AE指数に200nTくらいの小規模の変化が発生しています。 27日周期の図を見ると、太陽風磁場の変化は小規模で、 太陽風は、基本的には穏やかな状態が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球のコロナホールは、太陽の中心線に近付いています。 この領域の影響が始まるまで、低速の太陽風は続きそうです。 太陽の2713黒点群は、 フレアの発生などは特になく、穏やかな状態です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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