宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 6/13 12:31 更新 300km/秒と低速の太陽風が続いています。太陽の東端から黒点が現れました。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒と低速の状態で安定しています。 磁場強度は、2〜4nTとやや弱い値に戻っています。 穏やかな太陽風が続いています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの後半で弱い南寄りになっていますが、 速度が下がっていることもあり、磁気圏は静穏で、 AE指数のグラフは、 時々、小さい変化が発生している程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の東側の中緯度域のコロナホールが 良く見える様になってきました。 前周期と同じくらいの広がりになっている様で、 27日周期の図の前周期の5月23〜24日の様な 太陽風の高まりをもたらすかもしれません。 太陽の東端から現れた黒点は、 2713群と番号が付きました。 X線グラフは、 Bクラスに達する変化が2回起きている程度です。 新しい領域の活動度は低い様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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