宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 6/12 11:49 更新 太陽風は低速の風が続いています。太陽の東端から活動的な領域が見えてきました。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、3nTから5nTに少し上がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、 今朝早くから、南向きの-3nT程度の状態が続いています。 太陽風の速度が下がっていることもあり、 AE指数では目立った変化は発生していませんが、 南極の昭和基地の全天カメラでは、 オーロラの活動も撮影されています。 世界時11日23時半頃の様子を紹介します。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部にコロナホールはありませんが、 北東側(左上)に薄暗い領域が見えています。 27日前の前周期は、ここにコロナホールがあり、 27日周期の図の5月23〜24日の太陽風速度の高まりをもたらしました。 今回は、6月19〜20日頃になりそうですが、 現在のコロナホールの広がりはどうなっているでしょうか。 太陽は、東端から活動的な領域が近づいていますが、 まだ、黒点は見えない様です。 X線グラフでは、Bクラスの小さい変化も起きています。 今後、どのような活動を起こすでしょうか。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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