宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 6/ 6 13:40 更新 太陽風は平均的な速度で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点です。 担当 篠原 高速太陽風の領域を通り過ぎ、 太陽風は、400〜450km/秒の速度で推移しています。 磁場強度は、3nTから7nTくらいに強まり、 また3nTに戻る変化をしています。 27日周期の図を見ると、 セクターの切り替わり(「T」から「A」へ)が起きています。 しかし、前周期にはここで変化は起きていません。 このまま落ち着くのか、また戻るのか、 しばらく注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、200〜300nTの小規模の変化が 2回ほど起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは見えなくなっています。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、2712黒点群の領域も西の端に沈み、 無黒点になっています。 X線グラフも変化は見られません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 1万に高まった状態が続いています。 少しずつ下がっていて、 GOES14(青線)は、そろそろ1万を割りそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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