宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (19:25)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 1 --- ---
5/31 --- ---
5/30 --- ---

黒点  6/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2712 11 βγ ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
19:15 610 +3.2
-2 h 600 -3.0
-4 h 559 -1.9
-6 h 555 -3.4
-8 h 552 +1.6
-10 h 501 -2.9
-12 h 483 -1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
18:30 -22 -/ -
-2 h -31 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
6/ 1 0.6 6x10^2
5/31 0.5 1x10^2
5/30 0.5 1x10^2
5/29 0.5 3x10^2
5/28 0.6 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 5/27 12:51 太陽は穏やかです。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2018/ 5/28 12:38 太陽風は平均的な状態になっています。磁気圏は穏やかです。
2018/ 5/29 11:45 太陽でC2.7の小規模フレアが発生しました。
2018/ 5/30 12:34 2712黒点群は縮小に向かっています。太陽風はやや低速です。
2018/ 5/31 12:30 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2018/ 6/ 1 19:25 更新
600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

太陽風速度の高まりが到来して、
既に600km/秒の高速風に変わっています。
27日周期の図を見ると、
高まりは前周期よりも1日ほど早く始まっています。

DSCOVR衛星の観測によると、
太陽風の高まりは、
5月31日23時(世界時31日14時)頃に始まっています。
最初は磁場強度が10nT程度に強まり、その後15nTに達しました。
続く様に速度もゆっくりと上昇を始め、
昨日は300km/秒後半の低速風でしたが、
今朝の段階で500km/秒に達し、
更に上昇が続いて、現在は600km/秒に達しています。

高速風の発生源のコロナホールは、
SDO衛星AIA193の太陽写真で、
太陽の中央部から西側にかけて広がっています。
影響は更に強まるかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
南北に10nT近くに大きく振れています。
磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数は、1000nTに達する大きな変化が続いています。
しかし、残念なことに昭和基地は曇り空で、
全天カメラでオーロラの様子を見ることはできませんでした。

今後の活動に注目してください。


太陽は、2712黒点群の活動が少し高まっていて、
X線グラフでは、Bクラスの小さい変化が頻繁に起きています。
可視光写真でも、黒点が増えている様です。
Cクラスに達する活動は発生するでしょうか。




今日は更新が遅くなってしまいました。
申し訳ありません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。