宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 4 --- ---
6/ 3 --- ---
6/ 2 --- ---

黒点  6/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2712 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 593 -0.1
-2 h 628 -0.2
-4 h 639 -0.1
-6 h 648 -0.5
-8 h 711 +1.3
-10 h 742 -0.1
-12 h 712 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -15 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^3
6/ 4 0.5 3x10^4
6/ 3 0.6 3x10^4
6/ 2 0.6 1x10^4
6/ 1 0.6 6x10^2
5/31 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 5/30 12:34 2712黒点群は縮小に向かっています。太陽風はやや低速です。
2018/ 5/31 12:30 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2018/ 6/ 1 19:25 600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2018/ 6/ 2 12:49 高速太陽風は700km/秒に達しています。
2018/ 6/ 3 13:20 600km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2018/ 6/ 4 12:41 更新
太陽風は600km/秒の高い速度が続いています。太陽はほぼ無黒点です。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨夜から今朝にかけて再び700km/秒に高まる変化が発生しています。
現在はその高まりは通り過ぎて、600km/秒に戻っています。
太陽風は、依然高い速度を保っています。

太陽風の磁場強度は、3〜4nTを推移しています。
南北成分は、0nT付近で小さく変化する様になり、
高速風は続いていますが、
磁気圏の活動度はそれほど高くなく、
AE指数は500nT弱の小規模の変化になっています。

高速太陽風は、到来して4日目に入っています。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは太陽の西の端に去りつつあり、
この後、影響は弱まっていきそうです。

一方。27日周期の図を見ると、
前周期の高速風は5月11日まで続きました。
今回では、6月7日に相当します。
コロナホールの広がりに変化が見られるので、
終わりのタイミングは早まるかもしれません。


2712黒点群は、昨日見えていた黒点が小さくなり、
SDO衛星の拡大写真でかろうじて見える程度になっています。

一方、X線グラフでは、最大でB7.9の変化も起きていて、
小さいですが、活動が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
昨日と同程度で、1万を超えた状態が続いています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。