宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 6/ 4 12:41 更新 太陽風は600km/秒の高い速度が続いています。太陽はほぼ無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜から今朝にかけて再び700km/秒に高まる変化が発生しています。 現在はその高まりは通り過ぎて、600km/秒に戻っています。 太陽風は、依然高い速度を保っています。 太陽風の磁場強度は、3〜4nTを推移しています。 南北成分は、0nT付近で小さく変化する様になり、 高速風は続いていますが、 磁気圏の活動度はそれほど高くなく、 AE指数は500nT弱の小規模の変化になっています。 高速太陽風は、到来して4日目に入っています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは太陽の西の端に去りつつあり、 この後、影響は弱まっていきそうです。 一方。27日周期の図を見ると、 前周期の高速風は5月11日まで続きました。 今回では、6月7日に相当します。 コロナホールの広がりに変化が見られるので、 終わりのタイミングは早まるかもしれません。 2712黒点群は、昨日見えていた黒点が小さくなり、 SDO衛星の拡大写真でかろうじて見える程度になっています。 一方、X線グラフでは、最大でB7.9の変化も起きていて、 小さいですが、活動が続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 昨日と同程度で、1万を超えた状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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