宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 2 --- ---
6/ 1 --- ---
5/31 --- ---

黒点  6/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2712 12 βγ ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 682 -1.1
-2 h 711 -2.2
-4 h 744 +1.8
-6 h 734 +1.5
-8 h 697 +1.2
-10 h 714 -1.1
-12 h 700 -2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -32 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -30 -/ -
-8 h -31 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -35 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
6/ 2 0.6 5x10^3
6/ 1 0.6 6x10^2
5/31 0.5 1x10^2
5/30 0.5 1x10^2
5/29 0.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 5/28 12:38 太陽風は平均的な状態になっています。磁気圏は穏やかです。
2018/ 5/29 11:45 太陽でC2.7の小規模フレアが発生しました。
2018/ 5/30 12:34 2712黒点群は縮小に向かっています。太陽風はやや低速です。
2018/ 5/31 12:30 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2018/ 6/ 1 19:25 600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2018/ 6/ 2 12:49 更新
高速太陽風は700km/秒に達しています。

担当 篠原

太陽風の速度は更に上昇が続き、
今日未明には700km/秒に達しました。
その後も、650〜750km/秒とかなり高い速度を保っています。

一方、磁場強度は次第に低下して、
昨夜遅くには5nTと平均的な状態に戻り、
現在は3nT近くまで下がっています。

太陽風速度の高まりとしては、最高速の領域に達した様です。
この状態がどこまで続くか、
また、その後どの様に弱まっていくでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、強度が下がってきたため
振れ幅は次第に小さくなるとともに、
変化も少なくなっている印象です。

オーロラの活動度を示すAE指数の変化は、
昨夜遅くまでは1000nT程度の大きな活動になっていましたが、
以降は変化が小さくなっています。

太陽風の速度は高い状態が続いているので、
磁場が南向きに振れれば、オーロラの活動も高まるでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは後ろの部分も太陽の中心線を通り過ぎています。
4日後くらいには影響も弱まり始めそうです。


太陽では、2712黒点群の活動は下がっている様で、
X線グラフの変化は少なくなっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。