宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/31 12:30 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、350〜380km/秒と低速の状態で推移しています。 磁場強度は、昨夜にかけて5nTに戻っていましたが、 今日に入ると次第に弱まり、現在は2nTに下がっています。 セクターの切り替わりが近付いているのかもしれません。 磁気圏はとても穏やかで、 AE指数のグラフはほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中央部のコロナホールが西に進み、 影響の始まるタイミングが近付いています。 27日周期の図では、 前周期は5月5日のグラフに変化が現れています。 今回はどの様な高まりがやって来るのか、 来週にかけて、太陽風の変化に注目して下さい。 太陽の2712黒点群では、 また少し黒点が目立つ様になっています。 X線グラフでも、 今朝、Bクラスの小さいフレアを起こしています。 黒点群は、この後どの様に変化するでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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