宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/30 12:34 更新 2712黒点群は縮小に向かっています。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 太陽の2712黒点群は、その後は特に活動はなく、 X線グラフは静かになっています。 可視光写真では、黒点が少なくなっていて、 縮小に向かっている様です。 太陽風は、速度は370km/秒とやや低速になり、 磁場強度も3nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏は穏やかで、AE指数は目立った変化は起きていません。 SDO衛星AIA193では、太陽の中心部の南側に 大きくコロナホールが広がっています。 今、この領域から地球の方向に 速度の高い太陽風が吹き出しているところです。 到来は、6月1〜2日頃になりそうです。 前回は650km/秒に速度が高まりましたが、 今回はどうなるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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