宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:34)
昨日、C3.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/30 --- ---
5/29 02:04 C3.3
5/28 --- ---

黒点  5/30 (NOAA)
磁場 フレア
2712 12 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 368 -0.5
-2 h 382 +0.8
-4 h 379 +1.2
-6 h 379 -0.3
-8 h 381 -1.8
-10 h 394 +0.6
-12 h 397 -0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 2 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
5/30 0.5 1x10^2
5/29 0.5 3x10^2
5/28 0.6 3x10^2
5/27 0.5 3x10^2
5/26 0.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 5/25 12:22 Bクラスの小さいフレアが続いています。太陽風の速度は下がりました。
2018/ 5/26 13:56 太陽は穏やかになっています。太陽風も穏やかです。
2018/ 5/27 12:51 太陽は穏やかです。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2018/ 5/28 12:38 太陽風は平均的な状態になっています。磁気圏は穏やかです。
2018/ 5/29 11:45 太陽でC2.7の小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2018/ 5/30 12:34 更新
2712黒点群は縮小に向かっています。太陽風はやや低速です。

担当 篠原

太陽の2712黒点群は、その後は特に活動はなく、
X線グラフは静かになっています。

可視光写真では、黒点が少なくなっていて、
縮小に向かっている様です。


太陽風は、速度は370km/秒とやや低速になり、
磁場強度も3nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。
磁気圏は穏やかで、AE指数は目立った変化は起きていません。

SDO衛星AIA193では、太陽の中心部の南側に
大きくコロナホールが広がっています。
今、この領域から地球の方向に
速度の高い太陽風が吹き出しているところです。

到来は、6月1〜2日頃になりそうです。
前回は650km/秒に速度が高まりましたが、
今回はどうなるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。