宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:22)
昨日、C2.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/25 --- ---
5/24 03:03 C2.0
5/23 --- ---

黒点  5/25 (NOAA)
磁場 フレア
2710 1 α ---
2711 6 β ---
2712 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 430 +0.9
-2 h 429 -0.7
-4 h 442 +1.0
-6 h 444 -0.3
-8 h 451 +0.3
-10 h 454 +1.0
-12 h 480 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 3 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
5/25 0.6 1x10^2
5/24 0.5 1x10^2
5/23 0.6 1x10^3
5/22 0.5 9x10^2
5/21 0.6 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 5/20 10:54 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。無黒点が続いています。
2018/ 5/21 13:23 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。小さい黒点が出現しています。
2018/ 5/22 12:18 太陽風は300km/秒と低速になっています。
2018/ 5/23 12:31 太陽の東端から活動的な領域が近付いています。
2018/ 5/24 12:40 2か月ぶりにCクラスの小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2018/ 5/25 12:22 更新
Bクラスの小さいフレアが続いています。太陽風の速度は下がりました。

担当 篠原

太陽の東端から現れた黒点は、2712群と番号が付きました。
こちら側に現れてからも、
B4などの小さいフレアを起こしていますが、
昨日と比べると活動度は下がっている印象です。

一方、見えなくなった太陽中央部の2710黒点群で、
B9.8とあと少しでCクラスに届く規模のフレアが発生しています。

また、太陽の西側の2711群は、黒点が増えています。
この後、フレアを起こす様になるでしょうか。


太陽風は、昨日のニュース以降はゆっくりと速度が下がり、
340km/秒と平均的な速度に戻っています。
太陽風速度の高まりは、およそ2日でした。

太陽風の磁場強度は、3nTとやや弱い状態で安定しています。
南北成分は、0nT近くで小さく変化しています。
磁気圏は穏やかで、AE指数は目立った変化は起きていません。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球の高緯度域にコロナホールが見えています。
緯度は高めですが、地球へ影響は及ぶでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。