宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/25 12:22 更新 Bクラスの小さいフレアが続いています。太陽風の速度は下がりました。 担当 篠原 太陽の東端から現れた黒点は、2712群と番号が付きました。 こちら側に現れてからも、 B4などの小さいフレアを起こしていますが、 昨日と比べると活動度は下がっている印象です。 一方、見えなくなった太陽中央部の2710黒点群で、 B9.8とあと少しでCクラスに届く規模のフレアが発生しています。 また、太陽の西側の2711群は、黒点が増えています。 この後、フレアを起こす様になるでしょうか。 太陽風は、昨日のニュース以降はゆっくりと速度が下がり、 340km/秒と平均的な速度に戻っています。 太陽風速度の高まりは、およそ2日でした。 太陽風の磁場強度は、3nTとやや弱い状態で安定しています。 南北成分は、0nT近くで小さく変化しています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は目立った変化は起きていません。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球の高緯度域にコロナホールが見えています。 緯度は高めですが、地球へ影響は及ぶでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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