宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/20 10:54 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は360km/秒へ下がり、低速の風になっています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっていますが、 速度が下がってきたこともあり、磁気圏の活動は弱く、 AE指数は、目立った変化は起きていません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球の高緯度域のコロナホールが西半球側に入っています。 緯度が高めなので、地球への影響は弱そうです。 27日周期の図でも、前周期の太陽風に変化は見られません。 一方、今回はコロナホールの濃さが増しているので、 ある程度の変化はやって来るかもしれません。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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