宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/22 12:18 更新 太陽風は300km/秒と低速になっています。 担当 篠原 DSCOVR衛星の太陽風の図は、 速度のグラフが、先頭から中盤にかけてエラーになっている様です。 このため、ACE衛星のデータを参照すると、 速度は、ゆっくりと300km/秒へ下がり、 低速の状態になっています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 南北成分は、変化が小さく、 速度が下がっていることもあり、 磁気圏はとても穏やかです。 AE指数は、ほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193の 北半球の高緯度側に見えていたコロナホールの影響は、 今のところありません。 このまま穏やかに推移するか、多少の高まりが到来するか、 もうしばらく注目してください。 その後は、低速の穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。 太陽は、東端に現れた黒点に、 2710群と番号が付けられています。 活動は特になく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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