宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/15 15:25 更新 太陽風はやや低速になり、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒台を割って、 370km/秒と低速の風に変わっています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱い状態で推移しています。 磁場の南北成分は、北を向いたり、南を向いたり、 方向が度々切り替わっています。 しかし、振れ幅は小さく、速度も下がってきたので、 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、時々、200〜300nTの小規模の変化が起きていますが、 全体としては変化は小さい状態です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが太陽の西側に進んでいます。 明日以降、影響が到来する可能性があります。 太陽風の変化に注目して下さい。 太陽は、中央部のやや北寄り(上側)に、 小さい黒点が発生している様です。 掲載の写真では、かろうじて見える程度です。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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