宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/11 08:56 更新 高速太陽風は続いていますが、速度はゆっくりと下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下しています。 まだ高速の状態は続いていますが、 現在は520km/秒まで下がっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは西の端に更に近付き、 この写真ではかなり見にくくなっています。 高速の太陽風は終わりに近付いている様です。 太陽風の磁場強度は、5nTから3nTへ下がり、 こちらも弱くなってきました。 しかし、南北成分は南向きに偏る様になり、 -2〜 -3nT程度ですが、南向きの変化が続いています。 このため、磁気圏の活動はやや高まった状態が続き、 AE指数は、500nT程度の中規模の変化が続いています。 現在は、太陽風の速度が下がって来たので、 磁気圏の活動の規模も次第に小さくなっていくでしょう。 太陽は、2709黒点群が見えていますが、 他に特に変化はなく、穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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