宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/13 12:30 更新 太陽風はやや高速ですが、磁気圏はだいぶ穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、まだ完全には下がらず、 450〜500km/秒の間を上下しています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく変化する様になっています。 磁気圏の活動は弱まっていて、 AE指数は、ほとんど変化がなかったり、 300nT程度の小さい変化が起きるくらいになっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中央部の南側(下側)に、 コロナホールの暗い領域が見えています。 先頭(右端)が太陽の中心線に近付いていて、 3〜4日後くらいから、太陽風の高まりが始まりそうです。 27日前の太陽と比べると、 コロナホールの広がりは小さくなっています。 到来する太陽風の変化も小さくなりそうです。 太陽は、2709黒点群がかろうじて見えているだけで、 特に活動はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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