宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/ 5/14 12:31 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュース以降、450km/秒を割り、 420〜450km/秒の間を推移しています。 高速の太陽風は終わり、平均的な速度に戻っています。 一方、太陽風の磁場強度は、 昨夜遅くにかけてゆっくりと強まり、 11nTまで強まる変化を起こしています。 そして、今日に入る頃、一気に4nTへ下がり、 以降、この辺りを推移しています。 太陽風の小さい乱れが到来した様です。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTを挟んで、南北に小さく変化する程度です。 速度が落ち着いてきたこともあり、 磁気圏の活動は弱くなっています。 AE指数は、300nT程度の小規模の活動が発生したり、 静かになったりしています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の南半球側にコロナホールが見えています。 広がりがあまりないので、 地球への影響はあまり大きくならない様に思います。 明後日、16日以降の変化に注目してください。 太陽は、2709黒点群が見えなくなり、 無黒点になっています。 とても穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |