宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/ 9 12:31 更新 太陽風の速度は再び高まっています。 担当 篠原 昨日、600km/秒近くにやや下がっていた太陽風の速度は、 今日に入ると再び高まって、 670km/秒とかなり高い速度に戻っています。 600km/秒台の姑息風は、4日目に入っています。 太陽風の磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がっています。 速度は高まりましたが、 高速風の領域としては後半に入ろうとしている様です。 磁場の南北成分は、 南向きの変化が少なくなっている印象です。 速度は高まっているので、磁気圏の活動は活発で、 AE指数は800nTの中規模の変化が繰り返し発生しています。 その一方、発生頻度が下がっているのは、 磁場の南向きの変化が少なくなっている影響でしょう。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは西の端に近付いています。 太陽風への影響も次第に弱まっていくでしょう。 太陽の東端から現れた黒点に、2709群と番号が付きました。。 中央部の2708群は、かろうじて見える程度です。 X線グラフに変化はなく、太陽はとても穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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