宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/ 8 11:44 更新 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めている様です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夜にかけて再び650km/秒に高まり、 今日に入ると、ゆっくりと下がって、 現在、600km/秒を割りかけているところです。 磁場強度は、5nT前後と平均的な値が続いています。 高速太陽風の勢いは、弱まり始めている様です。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTを挟んで、南北に変化しています。 磁気圏は活動的な状態が続き、 AE指数は500nT前後の中規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールの最後の部分も西半球に入り、 太陽風への影響は、次第に弱まっていくでしょう。 太陽は、2708黒点群が淡くなり、 かろうじて見える程度に縮小しています。 一方、東端(左端)の赤道付近から、 新しい黒点が出現しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で、 明るく光っている領域です。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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