宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 5/ 7 12:31 更新 600km/秒台の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も活発です。 担当 篠原 太陽風は、650km/秒から630km/秒へ下がり気味ですが、 600km/秒台の高い速度の風が続いています。 コロナホールの影響は続いています。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値が続いています。 南北成分は、南寄りの傾向が続き、 -3nT程度の南向きの変化が頻繁に発生しています。 磁気圏の活動は、昨日より少し弱くなっていますが、 AE指数で500〜800nT程度の中規模の活動が続いています。 世界時6日22時、AE指数が900nTに高まった頃のオーロラの様子を、 南極、昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 オーロラが激しく動く時の写真が数分欠けていて残念ですが、 活発なオーロラの様子を見ることができます。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールの最後の部分(左端)が太陽の中心線に達しています。 これから、太陽風の高まりは次第に弱くなり、 3〜4日後くらいに終わっている可能性があります。 太陽は、2708黒点群が小さく見えているだけで、 特に活動はありません。 東端の向こう側から活動的な領域が近づいている様で、 SDO衛星AIA193の東端(左端)の赤道付近が少し明るくなっています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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