宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/13 --- ---
4/12 --- ---
4/11 --- ---

黒点  4/13 (NOAA)
磁場 フレア
2704 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 484 -1.4
-2 h 497 -3.7
-4 h 505 -2.2
-6 h 508 -1.7
-8 h 499 -1.3
-10 h 509 -0.4
-12 h 505 -0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -29 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
4/13 0.4 3x10^4
4/12 0.5 1x10^4
4/11 0.4 4x10^3
4/10 0.4 2x10^2
4/ 9 0.5 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 4/ 8 14:00 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2018/ 4/ 9 12:04 低速の太陽風が続いています。これからコロナホールの影響が始まりそうです。
2018/ 4/10 12:36 太陽風の速度が上昇し、磁気圏の活動も高まっています。小さい黒点が出現しています。
2018/ 4/11 12:46 太陽風の速度は550km/秒に上がり、磁気圏の活動も活発です。
2018/ 4/12 12:35 高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。
最新のニュース

2018/ 4/13 12:31 更新
太陽に2704黒点群が発生しています。太陽風の速度はゆっくりと低下しています。

担当 篠原

昨日の午後、太陽の北東部(左上)に黒点が出現し、
2704群と番号が付けられています。
昨日のニュースで、白斑が見えると書いた場所です。

NOAAの番号が付けられた黒点が見えているのは、
4月1日の2703群以来です。

X線グラフに変化はなく、
特に活動は起きていません。


太陽風は、昨日のニュースの直後、
速度は530km/秒に戻りましたが、
以降はゆっくりと低下が続き、
現在は480km/秒と高速の状態は終わりかけています。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
再び南寄りに変化するようになっています。
速度が下がってきたので、激しくはありませんが、
AE指数で500nT前後の中規模の活動が続く様になっています。

高速太陽風は終わりに近付いているとすると、
磁気圏活動の高まりも、次第に小さくなるでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。