宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 4/ 9 12:04 更新 低速の太陽風が続いています。これからコロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度は360km/秒と低速の状態で安定し、 磁場強度は、3nTから5nTへ上がっていますが、 変化は小さく、平均的な値に戻った程度です。 ただし、太陽風磁場の南北成分は、 グラフの途中から南向きに変化する様に傾向が変わっています。 このため、磁気圏の活動も途中からやや高まって、 AE指数で300〜500nTの小規模の変化が 発生する様になっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは更に西に進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に近付いています。 この後、太陽風の磁場強度が高まる変化が見られると、 高速太陽風の到来になるでしょう。 磁場の南寄りの傾向が続けば、 オーロラの活動も高まりそうです。 太陽は、無黒点で、 穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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