宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:36)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/10 --- ---
4/ 9 --- ---
4/ 8 --- ---

黒点  4/10 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 500 -4.8
-2 h 493 +6.2
-4 h 480 +1.2
-6 h 476 -2.2
-8 h 478 -3.3
-10 h 482 -0.9
-12 h 479 -2.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -1 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
4/10 0.4 2x10^2
4/ 9 0.5 5x10^2
4/ 8 0.4 4x10^2
4/ 7 0.5 3x10^2
4/ 6 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 4/ 5 13:29 低速の太陽風が続いています。磁気圏では弱い活動が起きています。
2018/ 4/ 6 12:31 太陽風の速度が少し高まっています。3月の黒点相対数は 2.5 でした。
2018/ 4/ 7 13:29 太陽風は低速風に戻っています。太陽は無黒点が続いています。
2018/ 4/ 8 14:00 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2018/ 4/ 9 12:04 低速の太陽風が続いています。これからコロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2018/ 4/10 12:36 更新
太陽風の速度が上昇し、磁気圏の活動も高まっています。小さい黒点が出現しています。

担当 篠原

コロナホールの影響が始まり、
太陽風の速度が上昇しています。

昨日のニュースの後、
太陽風の磁場強度は8nTとやや高めになりました。
続いて、速度も上昇を始め、
夕方には400km/秒と平均的な速度に上がり、
夜になると、480km/秒と高速の風に変わりました。

その頃から、太陽風磁場の南北成分が
南向きにやや大きく振れる様になり、
磁気圏の活動を強めて、
AE指数で1000nTに達する大きな変化を、
10日6時(世界時9日21時)頃に記録しています。

南極、昭和基地の全天カメラの動画を掲載します。
激しいオーロラが空全体を覆っています。

現在、太陽風の速度は500km/秒に達しています。
磁場強度は、 7nTとやや強まった状態が続き、
太陽風の変化は、もう一段高まるかもしれません。

一方、SDO衛星AIA193では、
コロナホールは既に太陽の中央線を通り過ぎています。
4〜5日後くらいには、
太陽風は穏やかな風に戻っているかもしれません。


太陽では、南半球の中心部に、
小さい黒点が出現しています。
掲載の写真で、かろうじて見えるくらいの大きさです。
X線グラフは特に変化なく、活動は穏やかです。




南極・昭和基地の全天カメラで、世界時9日21時頃に撮影されたオーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。