宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 4/12 12:35 更新 高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の夕方までは580km/秒に高まった状態が続きましたが、 その後、530km/秒に下がり、 グラフの最後では、500km/秒まで低下しています。 高速の状態は続いていますが、勢いは下がり始めています。 太陽風の磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。 南北成分は、昨夜くらいから0nT付近に傾向が変わり、 それと共に、磁気圏の活動は弱くなっています。 AE指数のグラフは、昨夜までは500nT前後の変化が続きましたが、 以降は、小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは太陽の西に通り過ぎて、 影響は次第に小さくなりそうです。 一方、色は淡いですが、 コロナホールの様な薄暗い領域が 太陽の中央部を横に広がっています。 この領域からの影響が今後見られるかどうか、注目してください。 太陽は無黒点ですが、 東端(左端)の北寄り(上寄り)に白斑が微かに見えています。 この後、黒点が発生するかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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