宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 4/ 4 13:57 更新 太陽風は低速になりました。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 今朝早くまでは400km/秒近くを保っていましたが、 その後下がって、340km/秒と低速の風に変わっています。 磁場強度は、4nTで安定しています。 磁場の南北成分は、弱い北向きの傾向が続いています。 磁気圏は静穏で、AE指数は変化の見られない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 東側の赤道付近に、横に伸びるコロナホールが見えています。 この領域の先頭(右端)は、2日ほどで太陽の中心線に達しそうです。 更にその3〜4日後くらいに太陽風の変化がやって来ると考えると、 4月9〜10日頃となりそうですが、どうなるでしょうか。 それまでは、太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽は、無黒点のままですが、 2703黒点群のあった領域で、 Bクラスの小さい活動が発生しています。 活動が強まる様子は、今のところ見られません。 鹿児島高専の春休みはいよいよ終わりで、 明日は入学式、明後日は始業式です。 学校に学生たちが戻ってきて、一気ににぎやかになります。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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