宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2018/ 3/30 13:52 更新 太陽の東端から黒点が現れました。太陽風はやや高速になっています。 担当 篠原 太陽の東端(左端)から、黒点が姿を現しました。 太陽に黒点が見えるのは、3月19日以来で、 およそ10日ぶりです。 2703黒点群と番号が付きそうですが、 今朝のNOAAの報告書には、まだ載っていませんでした。 X線グラフでは、Bクラスの小さい活動が起きています。 Cクラスに達するフレアは起きるでしょうか。 今後の活動に注目してください。 太陽風は、今日に入る頃からコロナホールの影響が始まった様で、 磁場強度は、30日1時(世界時29日16時)頃に10nT近くに強まり、 その後、速度も高まって、現在は450km/秒とやや高速になっています。 磁場強度は、既に3nTに下がっています。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近か、やや北寄りで推移しています。 このため、磁気圏の活動は穏やかで、 AE指数のグラフは、特に変化のない状態です。 SDO衛星AIA193の写真は、 今日もひっくり返ったままで、見にくいのですが、 影響を及ぼしていると思われるコロナホールは 太陽の西の端に近付いていて、 太陽風の高まりは、長く続かないと思います。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日も10,000を超えていますが、 太陽風の変化の影響で、減少が進むかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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